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私達に出来ること

隣町の紀美野町に浸水対策用として合羽生地を配布しました。

 おはようございます。

 台風12号に続き、先週に台風15号が日本に上陸しましたね…

 台風12号の時の話ですが、もしかしたら床上浸水になるかもしれないと思い、
床下浸水しないよう、ドアの隙間に雨合羽生地を使い対策しました。

 幸運なことに、川も氾濫することがなく、水が入ってこなかったので、取り越し苦労でした。

先日被害が生じた地域で事前に何か出来ないか

 台風12号の被災地支援として先日お伝えしましたが、雨合羽を配布してきました。 

隣町の紀美野町に支援物資として雨合羽を配布しました。

 
 今回、台風15号が接近しているという事もあり、何か私に出来ることはないかを考えました。

 被災した後のボランティアはきてくれると助かるだろうけど、
最悪な状況から多少上向きになるだけではないか。
 なぜなら床下浸水等の被害が生じているから。

 きっと被災を未然に防げた方がいいと考えました。

雨合羽生地を配布し、災害に備える

 弊社に在庫外の雨合羽の原反があります。
 これをうまく使うことで、浸水等の被害を抑えるのかもしれない。

 台風15号が和歌山に接近する前日に思いついたため、
さっそく休憩時間を利用して行ってきました。

 台風12号で被害を受けた後でしたので、誰もいらっしゃらなかったです。

 そこでクリアファイルにマジックでメモ書きをして、電柱に括りつけて帰る事にしました。

真意を伝えてこそ

 後日引き取りに行きましたが、使ってくれたかどうかわからなかったです…

 きちんと伝えていないと意味がない。
 しょんぼりしながら帰宅しようとすると、
電柱付近のお宅のご主人が話しかけてくれました。

 台風の被害がひどく、一階の天井付近まで水没した後がついていたり、
鍵穴の奥まで砂が入り込んでいたらしいです。
 こういった被害があったが、自分でその状況を確認しながら、
一つ一つ洗い流していきたいと言っていました。

 僕の置いた原反の存在は知っていたみたいですが、メモ書きまでは見ていなかったとの事でした。

 相手にきちんと伝えてないと意味がないですね。

 話をする事で、私の考えや気持ちがわかってくれたみたいで、
たいそう喜んでくれました。

 なぜか今度自宅に遊びにこいよと言ってくれました。
 (被災された家は息子さんの家だったみたいです)

行動したからこそ、わかる事がある

 おじさんにも言われましたが、行動したからこそわかることがある。

 今回は本当にその通りだと思いました。

 仕事もプライベートもきちんと考えを詰めてやっていかないといけないなと痛感しました。


雨合羽なのに毎日着たくなる、雨合羽屋 尾崎産業株式会社の尾崎昌司が執筆しました。

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